患者にとって
残念な事
違和感
入れ歯にしたとたん
歯を失った人が、入れ歯にしたとたん、急に頭痛が起きるようになった、ということがあります。また、入れ歯を使っているうちに、全身のバランスがおかしくなったり、関節痛が起こったり、肩こり、腰痛が起こったりすることがあります。この場合、これらはすべて、歯の噛み合わせが悪いことによるのです。歯の噛み合わせが悪いことで、体にゆがみが出てくることがあります。それが、体にさまざまな悪影響をもたらすのです。歯が人間にとって重要なのは、ただ歯自体の健康のためだけでなく、そこから全身に影響が及ぶことにもよるのです。インプラントの歯は、噛み合わせをきちんと考えて作られ、しかもそれが固定され、ずっと持続するので、体のゆがみも解消されます。入れ歯でも、型を取って、噛み合わせを考えて作られますが、長く使っていくうちに、少しづつずれが起こるようになることがあります。そうすると、噛み合わせは悪くなっていき、新しく入れ歯を作り直す必要が出てきます。
インプラントのデメリット
インプラントのデメリットについてです。まず、歯根部を植えつける外科手術にまつわるデメリットです。なんらかの事情で外科手術が困難な方はまず対象外になってしまいます。そうでなくとも、顎骨に穴をあける手術ですので相応のリスクは覚悟するべきです。また、治療後のメンテナンスが絶対になるという点もデメリットと考えることもできるでしょう。毎日のデンタルケアはもちろんのこと、定期検診も絶対必要です。ただ、この習慣は結果的に他の健康な歯も守ることになるため、さほどデメリットだとばかり考えることもないかもしれません。全く別角度の問題として、欠損歯の治療法としてここで紹介させていただいた4例のうち、このデンタルインプラントだけが保険の適用外です。つまり端的にいえばコストがかさむのです。将来的に制度が変わる可能性はあると思いますが、現状では医療費控除を利用することで若干でも負担をさげることぐらいしか対処方法がありません。
歯科医の選択
とにかく良い歯科医でなければ話にならない。しかもただ良い歯科医ではなく、インプラントに習熟していなければならない。インプラント経験が豊富なことは条件としたいが、ただ豊富なだけではなく、どういうインプラント技術を持っているかを知っておかなければならない。そのためには、患者の立場からもできるだけ情報収集をしておく必要がある。日進月歩の分野だけに、勉強熱心な先生でなければたちまち持てる技術が陳腐化している恐れもある。歯科医選びで面倒くさがるようならば、デンタルインプラント治療はおすすしない。徹底的に比較検討すべし。もう一つつけ加えるならば、価格だけで比較してはいけないということ。歯科医が公表しているインプラントの価格表も良くみると基準がまちまちである。数字の大小だけで価格を判断すると勘違いするだろう。しかしそれ以上に、価格よりも治療の質を先行すべきであることは言うまでもない。
インプラント治療の年齢制限
インプラント治療の年齢制限は、子供の場合で永久歯がない場合は歯の成長過程でもあることがあり、成長により噛み合わせが悪くなるので再度、インプラントの調整が必要になってきますが、セラミックの型を取り直すだけで修正できるので、このような場合を除けば現代のインプラント治療は問題が無いといえるでしょう。ただ、成長に合わせて治療をすることで治療費などを考えると、インプラント治療を有効に利用するには、活用の出来る年齢に達してからの治療が望ましいのでしょう。
チタン製の人工歯根
デンタルインプラント治療は、大まかに説明すると、チタン製の人工歯根を歯槽骨に埋め込み、その上に人工の歯冠を取り付けるものです。デンタルインプラント治療の最大のメリットは、きちんとした手入れを怠らなければ、かなり長期に渡り、治療効果が得られるという点にあります。デンタルインプラント治療は、他の治療法と比べ、審美性が高く、機能性も優れています。あたかも、生来の歯を取り戻したかのような使用感です。もちろん、噛む力も、生来の歯と変わらないものとなります。このように多くのメリットを持つデンタルインプラント治療ですが、デメリットも存在します。デンタルインプラントを導入するに際し、人工歯根を歯茎に埋め込むための手術が必要になる点、これは、デメリットであると言えると思います。しかし、この治療を行う事により、歯根が蘇り、骨の吸収が抑えられるのですから、これは仕方のないことです。しかし、外科的な手術が必要な治療のため、デンタルインプラント治療を行えないケースが出て来ます。また、大変残念な事なのですが、現在は、このデンタルインプラント治療に健康保険が適用できないため、治療費は全て自費と言うことに成ります。
治療費
さて、嫌な話ですが、ここで治療費について少しだけ書いておくことにします。というのも、インプラント治療費用は、現在のところなんと保険適用外なので、その治療費はかなり高額になります。治療を受ける方の状況やどこの歯科医院で治療を受けるかにより金額が変わりますので、ここでいくらというのはナンセンスですが、インターネットで調べていただくと、インプラントを1本導入するだけで、20万円から60万円程度の費用がかかることがわかります。インプラント治療を行う前に、骨を増やす治療が必要な場合には、さらにその分の費用がかかります。これを1度にキャッシュで支払うのでは、治療を受けられる人は限られてくるでしょう。歯科医院によっては、クレジットカードの取り扱いがあったり、デンタルローンを導入しているところもありますので、必要であれば調べてみると良いと思います。治療費は保険適用外ですが、医療費控除の対象としては認められていますので、治療費の領収書や通院のために公共の交通機関を利用した場合にはその金額、治療目的などのメモを作成しておくと良いと思います(公共の交通機関を通院に利用した場合には、その交通費も医療費控除の対象となります。自家用車で通院した場合のガソリン代や駐車料金などは、控除の対象外なので注意が必要です)。
歯科選び
インプラント治療の為の歯科選びは、ひとつの歯科を受診しただけ決めず、いくつか受診してみた上で、最も納得できる歯科にお願いすると良いと思います。インプラントの治療を受ける際には、信頼のおける歯科を選び、様々な症例に対応することができるインプラントの経験が豊富なドクターに任せることが満足のいくインプラント治療を受けるポイントといえます。