インプラント歯科医・歯科医院

人工関節の材料として

歯のインプラントとは、歯の抜けた所に人工の歯根を植え込み、その上に人工の歯を装着する方法です。つまり人工の材料を身体に埋めるわけです。ではなぜ、人工材料を身体が異物として拒絶しないのでしょうか。それは、歯根がただ骨に埋められるだけでなく、あごの骨と直接結合して取り込まれ、安定するためです。実は、インプラントの材料として主流であるチタンは骨と結合するため、人体に異物として認識されないという優れた特性を持っています。つまり、折れた骨が再びくっつくように新しい骨がチタンに入り込み、骨の中にインプラントが取り込まれた状態になるので、異物として認識されずしっかり結合した状態になるのです。身体が自然に治癒するメカニズムによって、インプラントは新しい歯として再生するわけです。このチタンは、医療だけでなく工業の様々な分野で広く使われている軽い素材で、科学プラントや飛行機、自動車などの重化学工業だけでなく、ゴルフクラブや万年筆のペン先といった小さなものにも使用されています。医療の世界では、歯のインプラントのほか、人工関節の材料として多くの患者さんの身体の一部に生きているのです。

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